北九州SDGsセミナー 開催報告

2019年10月17日(木)に北九州SDGsセミナーを西日本FH北九州ビルにて開催いたしました。

 

今回は、地域企業の皆様を対象に人材採用・企業価値の向上について“SDGs”の視点から考えるセミナーを開催しました。

 

1.           基調講演

「我が国におけるSDGsの取組と展望 」

外務省 国際協力局地球規模課題総括課 課長補佐 春田 博己 氏

 

 

 

 

 まず、SDGsの概要や、国内外の動向・日本政府の取組みについてご説明いただきました。

講演の中では、SDGsに関連する課題を解決することが、新たな市場や商品の開発、雇用をもたらし、同時に投資家・消費者もSDGsに取り組む企業をより一層評価するようになることを挙げられました。

今後、SDGsへの取組によって創出・拡大する市場は雇用の増加にもつながり、同時にSDGsのさらなる推進が日本経済の持続的な成長につながっていくよう、政府としてもSDGsを具体的な行動に移す企業・地方を政府の各種ツールを活用し後押ししていくと語られました。

 

2. 先進企業事例紹介

①イオン株式会社

環境・社会貢献・PR・IR担当付 担当部長 金丸 治子 氏

 

 

 

 

「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。」という自社の基本理念のもと「持続可能な社会の実現」と「グループの成長」の両立を目指して、「脱炭素ビジョン2050」「持続可能な調達方針」「食品廃棄物削減目標2025」を中心に事例を紹介していただきました。「店舗・商品・お客様とともに」というキーワードを挙げ、

お客さま・地域とイオン店舗をプラットフォームとして発展していくことについて語られました。

 

②SUNSHOW GROUP 代表 西岡 徹人 氏

 

 

 

 自社でのSDGsの取組みについて、過去の体験談も踏まえながら赤裸々にお話いただきました。

会社を立ち上げられた当初、働き方や人材育成よりも利益追求を優先した経営が続いたそうですが、ある時、社員アンケートを実施したことをきっかけに社員の幸せと社会貢献について考えるようになったそうです。

まずは、社員、特に女性の意見を取り入れることから取り組み始め、今では女性を中心としたチームによる職場環境の改善や商品開発も行われています。そのほか、低価格帯の住宅や定住外国人向けの住宅など社会から求められる商品の提案などを手掛けた結果、業績の向上だけでなく優秀な人材の確保や働き甲斐アップに繋がったと熱く語られました

 

3. 西日本シティ銀行のSDGsへの取組み

 

 

 

地域金融機関ならではの取組みとして、SDGs私募債(社債)の取り扱いを開始したことについて報告がありました。

 発行企業から受け取る手数料の一部を福岡県フードバンク協議会などに寄付することで、「子ども食堂」の運営を支援しています。

 

4. 北九州市立大学からの報告

 

 キャンパスSDGsプロジェクトやSDGsビジネス講座実施の提案、国連アカデミック・インパクトへの加盟など北九州市立大学での取組みや、国連SDGsハイレベルポリティカル・フォーラムのレポートを報告されました。レポートの中では、今後SDGsを達成するために必要な「変革」にはスピードを加速させ、規模を大きくする必要があるということが指摘されていました。

 

※SDGsビジネス講座の詳細につきましては、

下記リンクをご確認ください⇒https://manabitopia.jp/program/index.php?topicid=183

 

 

今回のセミナーでは80名の方々のご参加いただき、“SDGs”による人材確保・企業価値の向上について地域企業関係者の関心度の高さがうかがえました。今後、自社におけるSDGsへの取組のきっかけになるセミナーになったのではないでしょうか。

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