先輩の声

地域で働く人々の健康を守るやりがいのある仕事

私は工学系大学への進学を志望していたのですが、高校時代の担任の先生から産業医科大学産業保健学部環境マネジメント学科を紹介していただき、環境マネジメントという学問に興味を持ったことがきっかけで同大学を選びました。環境マネジメント学科は、働く人々の安全と健康を支援し快適な職場づくりに貢献する労働安全衛生専門職を育成する学科で、卒業と同時に第2種作業環境測定士と第1種衛生管理者の国家資格を取得することができます。学科での学びの中で、私は作業現場で働いている人の安全や健康を守る作業環境測定の分野に魅力を感じるようになり、「卒業後は作業環境測定士として活躍したい」と考えるようになりました。現在私は(一財)西日本産業衛生会 環境測定センター 北九州事業部で作業環境測定士として働いています。工場に出向いて空気中の有害物質の濃度を測定し、その結果を科学的な根拠に基づいて評価・検討を行い報告書を作成するというのが主な仕事です。作業環境測定士の仕事は誰にでもできるものではないですし、働く人々の健康を守るという重要な使命があります。そうしたことを考えると、「自分たちがしっかりしなければいけない」と気が引き締まりますし、この仕事に大きなやりがいを感じています。

どうしても地元に帰りたくて東京からUターン

実は私は東京からのUターン転職組なのです。もともと地元就職を希望していたのですが、大学4年生の時、地元に作業環境測定士の新卒採用はほとんどありませんでした。すでに作業環境測定士になることを決意していた私は地元就職をあきらめ、東京にある作業環境測定機関を就職先として選びました。上京したのは2015年の春でした。希望していた職業に就き、毎日の仕事にやりがいを感じる一方で、遠く離れてみてあらためて北九州市の良さを強く感じる日々が続きました。そして、いつしかUターン就職を考えるようになったのです。幸いにも産業医科大学の進路指導担当部署の方に西日本産業衛生会 環境測定センター 北九州事業部をご紹介いただき、2016年の秋にUターン就職をかなえることができました。

上司・先輩のご指導の下で日々成長できる職場環境

東京では知り合いもいない状況で、つらい時でも自分自身で対処しないといけない場面が多かったのですが、北九州市に帰ってくると両親や地元の友達などの助けがありますので精神的にも全く違います。職場では上司や先輩の方々に丁寧に指導していただいたり、困ったときには助けていただいたり、本当にありがたい環境で仕事をさせてもらっています。先輩の中には産業医科大学出身の方が多く、わからないことがあれば気軽に質問・相談することができるので大変心強いです。“人の優しさが感じられる街、北九州市”。その魅力をあらためて感じる毎日です。また職場では親睦を深めるためのイベントも積極的に行われています。私のお気に入りは福岡ソフトバンクホークス観戦ツアーです。Uターンして間もない頃にヤフオクドームでホークスの試合を観戦できた時は「地元に帰ってきたんだ!」と、うれしい気持ちでいっぱいになりました。今後の目標はとにかく知識を深め、先輩方のように周りから信頼される作業環境測定士になることです。私たち作業環境測定士は作業環境管理における管理濃度の改正や測定対象物質の追加などといった法改正に伴い、常に新しいことを覚えていかなければなりません。毎日が勉強の連続ですが、「働く人の健康を守る」という使命感を持って、一歩一歩成長していきたいと考えています。

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